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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。


管理人のtoshifumiです。本年は平成から元号が変わるなど、様々な変化の年になりますね。
そこで本年初となる記事は「2019年、福祉はどう変化する?」かを予測してみようと思います。

外国人労働者受け入れ

まず、2018年に採決された改正入管法により、介護業界には外国人労働者がかなりの数流入する
事でしょう。そのため、受け入れ予定の事業所は環境を整えねばならず、受け入れ後も継続して
環境整備に努めなければなりません。

また、介護業界においてもAIの導入は更に推進されていくでしょうが、実際にどれだけの事業所で
採用されるかは未知数です。それでも人材不足や外国人材の流入により、受け入れざるを得ない
状況になると私は考えます。

年収に変化?

介護人材不足の原因にまず挙げられる年収の低さは、10月に施行される新しい処遇改善加算により、
1部は解消されるかもしれません。しかし、「勤続年数10年以上の介護福祉士への月額8万円相当の
処遇改善」であり、「年収440万円以上の介護職を事業所に1人以上」など、突っ込みどころが満載な
状態ですから、あまり過度な期待はしないほうが良いかもしれません。

むしろ、この処遇改善加算のために、介護業界に対する他の業界や地域の目は更に厳しいものに
なるかもしれません。ただ、これを契機に介護・福祉業界の年収の底上げに対する議論は深まって
いくと考えます。

倒産件数は?

2018年は介護事業所の倒産件数が過去最多でした。本年はどうでしょうか?
個人的には、2019年も倒産件数が更新されるだろうと私は考えています。2018年を何とか乗り越えた
事業所の体力が2019年に入り、尽きてしまうでしょう。
2019年はようやく介護業界(特に社会福祉法人)にも大きな淘汰の流れが来ると思います。

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