こんばんは、管理人のtoshifumiです。
今回は回想法について書いていきたいと思います。

回想法とは元々、アメリカの精神科医ロバート・バトラーによって
創始された心理療法です。
過去のなつかしい思い出を参加者同士で話し合う事で精神を安定
させる効果があるとされています。

回想法を継続的に行う事で、認知機能を改善させる効果があるとの
事で、日本では主に認知症の方に対するリハビリとして活用される
様になりました。

回想法の行い方


回想法にはグループで行う「グループ回想法」と「個人回想法」が
あり、参加をされる方の状況によって柔軟に対応していきます。

回想法では、参加者の方の5感を刺激する為に、懐かしい生活用品
やオモチャ、さらには当時食べられていただろう食べ物を提供する
等、多種多様なアプローチを行います。

この回想法ですが、地域事業として博物館や図書館を通して行なって
いる、いわゆる「地域回想法」という実践例があります。
そういった博物館や図書館では「回想法キット」というものがあり、
レンタルをすることもできます。
最近ではNHKアーカイブスで「回想法ライブラリー」という無料サー
ビスが提供されており、質の高い映像による回想法を実施する事が
可能になりました。

実際に行った感想


私も回想法基礎研修と回想法専門研修を受講しましたが、確かに自身
の思い出を他者に話し、共感を得る事は楽しいと感じました。
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