toshiの福ペディア

現役ケアマネジャーの管理人が、介護業界の情報や副業、趣味などについてつぶやいていくブログです!

Category:介護保険 > 認知症ケア

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こんばんは、管理人のtoshifumiです。
まだ私が介護福祉士の資格を取得する前の話になるので、10年程前のことです。当時は介護業界に
入ったばかりで、施設を出入りしているケアマネさんたちがやたらと首に下げているケアマネの
資格者証にオレンジ色のリングをつけているのを不思議に思ったことがあります。
今思い返すと恥ずかしい限りの話ですが、当時はそれが認知症サポーターがつけるオレンジリング
ということを知りませんでした。
現在では認知症サポーターは1000万人を超えるまでになりました。

そこで今回は、認知症サポーターについて書いていこうと思います。

認知症サポーターの意義


認知症サポーターは2005年に、厚生労働省から「認知症を知り地域をつくるキャンペーン」を
認知症サポーターキャラバンと名付け、認知症サポーターの養成を行ったのが始まりです。
その10年後に発表された新オレンジプランにて「認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進」
が打ち立てられ、認知症サポーターが主な施策として取り上げられました。

ではなぜ、認知症サポーターを養成する必要があるのでしょうか?
現在日本は超高齢社会に突入し、2025年には高齢化率が30%に達すると考えられています。それに
伴い、認知症高齢者も増加傾向にあり、もはや特別な病気ではなくなりました。
「認知症になっても住み慣れた地域で暮らしたい」それは誰しもが願うことだと思います。しかし、
その願いを支える家族さんや介護者だけでは限界に近づいています。

そこで、地域の力によって認知症の方や家族さんの支えになろう、というものが認知症サポーター
です。

養成講座と期待される役割


認知症サポーターに期待されることとしては、
  • 認知症に対して正しく理解し、偏見をもたない。
  • 認知症の人や家族に対して温かい目で見守る。
  • 近隣の認知症の人や家族に対して、自分なりにできる簡単なことから実践する。
  • 地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携、ネットワークをつくる。
  • まちづくりを担う地域のリーダーとして活躍する。
 となります。

認知症サポーターになるには、認知症サポーター養成講座を受講する必要があります。この認知症
サポーター養成講座には受講要件はなく、どなたでも受講することが可能です。受講料は無料であり、
公共施設やショッピングモールなどの様な商業施設でも開催されていますので、最寄りの地域包括
支援センターや、各自治体の高齢福祉課や介護保険課に問い合わせをすると教えてくれます。

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こんばんは、管理人のtoshifumiです。
数年前まで「認知症カフェ」という言葉をあまり聞かなかったかと思いますが、ここ最近になって
よく耳にするようになりました。認知症カフェとは一体どう言った場所なのでしょうか?
今回は認知症カフェについて書いていこうと思います。

認知症カフェの歴史と形態


認知症カフェとは、1997年に、オランダにて「アルツハイマーカフェ」として始まったのが最初に
なります。その後、イギリスなどヨーロッパ各地に広まり、2012年には日本にて新オレンジプラン
に取り上げられました。そのため、日本では「オレンジカフェ」とも呼ばれており、2015年の段階で、
日本全国に600ヶ所も認知症カフェが開設されています。

認知症カフェは、介護保険施設の一部を解放し、カフェスペースを一時的に設置しているものや、
実際のカフェや公共施設を借り、カフェスペースを設置しているものなど、様々な形態があります。

認知症カフェは社会福祉法人や医療法人・NPO法人が主に運営しています。商業目的での運営では
ないため、開設時間も午前中・午後のみや、2〜5時間程度など、参加者さんに負担のない範囲で
運営されており、提供される飲食物も通常のカフェと比較すると、かなり限定されている場合が
多いようです。

認知症カフェの特徴


カフェ内では、オランダ・イギリスのアルツハイマーカフェのように、家庭での認知症高齢者の介護に
関する相談や、レク活動などの企画を軸にしたものの他、通常のカフェと一緒で出入り自由なもの、
カフェタイム以外に創作活動などを行っているところもあるようです。

また、認知症カフェの特徴として
  • 認知症の人とその家族が安心して過ごせる場
  • 認知症の人とその家族がいつでも気軽に相談できる場
  • 認知症の人とその家族が自分たちの思いを吐き出せる場
  • 本人と家族の暮らしのリズム、関係性を崩さずに利用できる場
  • 認知症の人と家族の思いや希望が社会に発信される場
  • 一般住民が認知症の人やその家族と出会う場
  • 一般の地域住民が認知症のことや認知症ケアについて知る場
  • 専門職が本人や家族と平面で出会い、本人家族の別の側面を発見する場
  • 運営スタッフにとって、必要とされていること、やりがいを感じる場
  • 地域住民にとって「自分が認知症になった時」に安心して利用できる場を知り、相互扶助の輪を形成できる場
と、認知症の人と家族の会が行った調査でわかりました。
しかし中には、参加をされた認知症の方や家族の方に認知症の検査や、運営母体の法人のサービス体系
を説明しだすようなところもあるので、参加をされる際は注意が必要です。

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こんばんは、管理人のtoshifumiです。
今回は生活援助従事者研修について書いていこうと思います。

生活援助従事者研修とは、生活の援助を中心とするサービスの担い手を確保するとともに、介護人材の
裾野を広げることを目的とした研修です。

生活援助従事者研修のカリキュラム


この研修は初任者研修のカリキュラムと同様のもので構成されていますが、初任者研修が130時間の
講義と演習、筆記試験を必要とするのに対して、59時間の講義と演習、筆記試験で修了することが
でき、この59時間の研修時間のうち、29時間を通信学習で学ぶことができます。

また、生活援助従事者研修を修了した者が初任者研修を受講する際、学習内容が重複する分(59時間)
は免除となる場合があります。

受講によるメリット


この研修は初任者研修の下位互換のような研修であるために、介護というもののおおよそを学んで
もらうには適していると考えられますが、この研修を修了しただけでは身体介助を行うことができ
ないため、実際の業務を行う上で難しい場面に直面する可能性があります。

そして、生活援助従事者研修自体の認知度が低く、身体介助ができないために、この研修のみを
修了しただけでは就職や転職に有利に働くことは少ないかもしれません。
(個人的な感覚では、生活援助従事者研修が旧ヘルパー3級相当、初任者研修はヘルパー2級、
実務者研修がヘルパー1級でしょうか?)

同様に、給料や手当に対して有利に働く可能性も低いと思われます。
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こんばんは、管理人のtoshifumiです。
今回は、喀痰吸引等研修について書いていこうと思います。

概要


喀痰吸引等研修とは、口腔内や鼻腔内、気管カニューレ内部のたんの吸引や胃ろう・腸ろうの
経管栄養、経鼻経管栄養を実施できるようにするための研修です。
この研修は基本研修と実地研修があり、両方ともを受講することによって、医師の指示や看護師
との連携のもと、たんの吸引や経管栄養を実施することができます。

喀痰吸引等研修は、第1号・第2号・第3号に分かれており、第1号・第2号は不特定の利用者さんに
対して喀痰吸引(第2号では、気管カニューレ内部の吸引と経鼻経管栄養は実施できません)や経管
栄養の実施が可能ですが、第3号は特定の利用者さんへの喀痰吸引(気管カニューレ内部の吸引を
実施することができます)や経管栄養を実施できます。
そのため、受講者はケアを提供する環境をしっかりとイメージして受講しないといけません。

カリキュラム


研修の内容ですが、上記の通り基本研修と実地研修があり、基本研修は講義50時間と演習を規定回数
こなす必要があります。
実地研修は口腔内の喀痰吸引・鼻腔内の喀痰吸引・気管カニューレ内部の喀痰吸引・胃ろう又は腸ろう
の経管栄養・経鼻の経管栄養を規定回数実施します。
なお、第2号は気管カニューレ内部の喀痰吸引と経鼻の経管栄養は実施しません。

第3号のみ基本研修の内容が違っており、研修時間も9時間と短くなっています。
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こんばんは、管理人のtoshifumiです。
今回は、介護職の受講できる研修の中から「介護福祉士基本研修」について書いていこうと思います。

受講要件と概要


介護福祉士基本研修とは、日本介護福祉士会が提唱している「生涯研修制度」の中で、介護福祉士
取得後、最初に受講する研修として定められている研修です。

そのため受講条件が他の研修と比較すると少しだけ特殊なものになっています。
(愛知県介護福祉士会での)受講条件は、
  • 介護福祉士取得後2年未満であること
  • 研修日程の4日間全てを受講できること
の2点が要件となっています。

受講料とカリキュラム


この研修の受講料は、介護福祉士会の会員と非会員で差額があり、
  • 会員・賛助会員  20,000円
  • 一般       31,000円
となっており、会員の方がお得に研修を受講できるようになっています。

この研修で学習できる内容は、介護福祉士としてもっておくべき基本的な知識や、介護過程の展開に
おける基本的な知識についてです。
具体的には、前半2日間で知識を習得し、後半2日間は事例を元に知識の確認をしていく形式を
(愛知県介護福祉士会では)とっています。

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