toshiの福ペディア

現役ケアマネジャーの管理人が、介護業界の情報や副業、趣味などについてつぶやいていくブログです!

Category: 介護保険

こんばんは、管理人のtoshifumiです。
最近、ネット上で福祉・介護業界の働き方について話題になることがありました。少し興味を持ち、
見てみると・・・何というか、この業界の年収の低さの原因は会社側だけでなく、一部の労働者側
にも非がある事に気付かされました。

そこで今回は、「福祉」が福祉・介護業界を壊していくのではないか?という視点に立って書いて
みようと思います。

確かに理想は高いけど・・・

介護の現場で仕事をしていると、必ずといって良いほど「利用者さんのケアをするのが私の使命」
とか「利用者さんと関わることが私の楽しみなんだから、私の楽しみを奪わないで」と平然と言い
自らサービス残業をして疲弊している人たちを見ます。

そして心身をすり減らし、最後に会社や同僚に対して「私の考えを分かってくれない人たちが悪い」
と捨て台詞を残して辞めていきます。
私自身、この業界で仕事をして何度もこの様な光景を見てきました。

管理職になると・・・

更に、この様な人達が生き残り、管理職になった場合、自身の考えで組織を運営してしまいますから、
サービス残業や休日出勤を強要します。万が一、この強要を断ろうものならそのスタッフを全力で
退職に追い込んでしまいます。

しかもこの様な人達の特徴として、管理職に必要な経営や労働問題についての知識を学ぶことなく
きていますから、サービス残業や休日出勤の強要が現在の社会でどの様な目で見られているかを理解
していません。

また、金銭的な問題でもこの様な人達から一番よく聞くセリフが「この仕事はお金以上のやりがいが
ある」「この仕事はお金じゃない」「福祉の人間がお金のことを言うなんて恥を知れ」です。
(実際私は嫌になる程この様なセリフを聞いてきました。)

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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。


管理人のtoshifumiです。本年は平成から元号が変わるなど、様々な変化の年になりますね。
そこで本年初となる記事は「2019年、福祉はどう変化する?」かを予測してみようと思います。

外国人労働者受け入れ

まず、2018年に採決された改正入管法により、介護業界には外国人労働者がかなりの数流入する
事でしょう。そのため、受け入れ予定の事業所は環境を整えねばならず、受け入れ後も継続して
環境整備に努めなければなりません。

また、介護業界においてもAIの導入は更に推進されていくでしょうが、実際にどれだけの事業所で
採用されるかは未知数です。それでも人材不足や外国人材の流入により、受け入れざるを得ない
状況になると私は考えます。

年収に変化?

介護人材不足の原因にまず挙げられる年収の低さは、10月に施行される新しい処遇改善加算により、
1部は解消されるかもしれません。しかし、「勤続年数10年以上の介護福祉士への月額8万円相当の
処遇改善」であり、「年収440万円以上の介護職を事業所に1人以上」など、突っ込みどころが満載な
状態ですから、あまり過度な期待はしないほうが良いかもしれません。

むしろ、この処遇改善加算のために、介護業界に対する他の業界や地域の目は更に厳しいものに
なるかもしれません。ただ、これを契機に介護・福祉業界の年収の底上げに対する議論は深まって
いくと考えます。

倒産件数は?

2018年は介護事業所の倒産件数が過去最多でした。本年はどうでしょうか?
個人的には、2019年も倒産件数が更新されるだろうと私は考えています。2018年を何とか乗り越えた
事業所の体力が2019年に入り、尽きてしまうでしょう。
2019年はようやく介護業界(特に社会福祉法人)にも大きな淘汰の流れが来ると思います。

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こんばんは、管理人のtoshifumiです。
今回はAIの導入により、福祉はどう変化していくかについて書いていこうと思います。

介護業界での現状

そもそも介護現場では現状、ICT化すら出来ておらず、少し古いデータですが、平成24年時点において
全業界中最低レベルとなっています。実際、書類や記録などの様な業務も手作業で行っている事業所の
話はよく聞きますし、何故かICT化に否定的な意見が根強く残っています。

何故ICT化が一行に進まないのでしょうか?その理由として、
  • 導入する予算がない
  • ICT機器を使いこなすスタッフがいない
  • ICTに関する知識を持つスタッフがいない
という3点が挙げられます。

ICT化のメリット

しかし、ICT化による業務の効率化・省エネ化は絶大なものです。今まで残業をしてまで行っていた
業務がわずかな手間で行うことができ、圧縮された時間を別の事に使うことができます。
ICT化により、セキュリティ面に不安がある場合はセキュリティ会社に依頼する事によって、大体の
問題は解決します。

こういったメリットがあるにも関わらず、業界規模でICT化が遅れているのが現実です。
そんな中、介護業界用のAIが複数の企業で開発されており、一部では試験運用もされています。

AIって何?

では、AIとは何でしょう?
AIとは、人工知能のことです。AIの研究において、2通りの考え方があり、
  • 人間の知性を丸ごと再現しようとする立場
  • 人間の知性を部分的に再現しようとする立場
です。因みに現在は人間の知性を部分的に再現しようとする立場が主流の様です。
AIというと、何かSF的なイメージで遠い未来の話の様に感じるかもしれません。しかし、実際には
私たちの身近にAIはすでに存在しています。
iPhoneに搭載されているSiriや、Androidに搭載されているGoogleアシスタントが代表的な例でしょう。

AIのメリット

AIは既に様々な業界で人間の活動をサポートするために使用されています。こういった流れがあれば
介護業界だけがいつまでも手作業で日々の業務を行う意味はほとんど無いといっても良いでしょう。

将来的にはAIのサポートを受ける事によって、誰もが同じレベルでケアを提供できる様になり、
相談援助職は煩雑な業務から解放されるでしょう。

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こんばんは、管理人のtoshifumiです。
今回は事務系資格のケアクラークについて書いていこうと思います。

ケアクラークとは、一般財団法人日本医療教育財団が実施している介護事務に関する能力や知識など
を問う資格となります。

受験要件と合格基準 


受験に必要な要件はなくどなたでも受験することが可能です。試験は偶数月にあり、1年で6回も受験の
チャンスがあります。

試験内容は、介護事務の知識を問う筆記試験が25問で試験時間は50分、実技試験が介護報酬請求事務と
介護給付費明細書作成の2問、試験時間60分となります。

合格基準は筆記・実務共に70%以上の正答率で合格となります。

介護事務管理士との違い


以前紹介した介護事務管理士と主題範囲がかぶる部分もありますが、ケアクラークでは医学一般知識や
コミュニケーションの様な部分も出題範囲に入るため、より幅広い範囲の知識を求められます。

ケアクラークは介護業務全般をこなせる一方、介護事務管理士は介護事務のエキスパートと例え
られます。

介護事務系資格の中ではケアクラーク・介護事務管理士共に有名な資格ですので、どちらの資格を取得
しても問題はありません。

資格取得によるメリット


この資格を取得することで介護事業所や介護施設の事務部門への就職や転職は有利に働くでしょう。
しかし、介護事務系の仕事は元々給料が低い場合が多く、この資格により給料や手当に有利に働く
ことはほとんどありません。

ただ、事務系のスキルを身につけることのできる資格は、あまり多くはないので介護事務管理士同様
貴重な存在です。もし、介護職から事務系への異動や転職の予定があるのであれば、取得しておく事
をお勧めします。
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こんばんは、管理人のtoshifumiです。
今回は認知症ケア指導管理士について書いてみたいと思います。

認知症ケア指導管理士とは、一般社団法人職業技能振興会と一般社団法人総合ケア推進協議会が
共同で主催している資格となります。
認知症ケア指導管理士の主旨は、
今後ますます増えると思われる認知症の方への適切なケア、ケアを行う方への指導・管理を行える人材の育成など、介護・医療現場で認知症ケアに携わる方の専門性向上を目的に創設されました。 認知症ケア指導管理士を養成し、適切な認知症ケアを通じ、認知症の方やそのご家族に 尊厳と安心を提供することで高齢社会を支え、広く社会に貢献できる人材の育成に努めます。
とあります。(引用:一般社団法人総合ケア推進協議会

受講要件


認知症ケア指導管理士は初級と上級に別れており、初級資格には受験要件はなく、どなたでも受験
可能となっています。上級資格には受験に一定の要件が課されており、
  • 第1回試験から第15回試験の合格者であること。
  • 第16回試験の合格者で、国家資格または国家資格に準ずる資格を取得していること。
  • 国家資格または国家資格に準ずる資格を所持する者で、認知症ケア指導管理士(初級)資格を併願受験する者
上記いずれかの条件を満たす場合、受験が可能となります。
尚、国家資格および国家資格に準ずる資格は以下の通りです。

医師・歯科医師・薬剤師・保健師・助産師・看護師・准看護師・理学療法士・作業療法士・社会福祉士・介護支援専門員・介護福祉士・視能訓練士・義肢装具士・歯科衛生士・言語聴覚士・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師・ 栄養士(管理栄養士含む)・精神保健福祉士

試験内容と合格基準


認知症ケア指導管理士は初級資格が年2回試験が実施され、上級資格は年1回試験が実施されています。
試験内容は初級資格が筆記試験のみで試験時間は1時間30分であり、上級資格は1次試験と2次試験と
別れており、1次試験は初級資格と同様に筆記試験で試験時間は1時間30分、2次試験は論述問題で、
試験時間は1時間30分となります。

合格基準は初級が問題の総得点の7割を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点を取得
した場合、合格となります。
上級は、1次試験が合格最低点を合否通知時に通知するという形式であり、2次試験は課題に対する
対応力・判断力が問われるということで明確な基準点は公表されていません。

この資格は更新制の資格であり、2年毎に更新をしなければならないため、資格の維持に費用が
かかってしまいます。

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