こんばんは、管理人のtoshifumiです。
皆さんは年末ジャンボ宝くじ、買いましたか?私は買うタイミングを失ってしまって買わずじまい
でした・・・。
さて、今日のネットニュースで宝くじの売り上げが年々低下しているとありました。

そこで今回は、宝くじの売り上げ低迷について書いていこうと思います。

宝くじの歴史


そもそも宝くじの日本での初まりは何処からなのでしょうか?
宝くじ公式サイトによると・・・

日本の富くじの起源は、江戸時代初期の寛永元年(1624年)頃。摂津国(現在の大阪府)の箕面山瀧安寺(みのおさんりゅうあんじ)で、正月の元旦から7日までに参詣した善男善女が、自分の名前を書いた木札を唐びつの中に入れ、7日の日に寺僧がキリで3回突き、3人の“当せん者”を選びだし、福運の“お守り”を授けたのが起こりとされています。
とのことでした。
その後、様々な変遷を経て現在の宝くじになりました。又、一等の賞金額も時代のニーズに合わせて
高額化していきました。(現在、国内の宝くじでの最高賞金は10億円)

売上金の使い道


宝くじの売上金は一体何に使われているかと言うと、
  • 各都道府県や指定都市の公共事業
  • 社会貢献広報費
  • 印刷経費・売りさばき手数料など
  • 当選金
に使われています。 
この中で当選金の割合は、全体の46%程度を占めているそうです。「考えていたより少ない」と思わ
れた方もおられるでしょうし、「そんなこと知ってるよ」という方もおられるでしょう。
因みに、各都道府県や指定都市の公共事業に使われる割合は39.6%と、当選金以外の使い道としては
ダントツの1位でした。

当選確率


では、宝くじの1等当選確率は何%でしょうか?当選確率を計算しているサイトは沢山あり、概ね
1000万分の1とどのサイトでも算出されていました。この確率、落雷に当たる確率と同等なのだそう
で・・・。

こういった情報が容易にみられる影響かはわかりませんが、実際に宝くじの売上額は2005年度の
1兆1047億円をピークに減少しており、2017年度には前年度比6.9%減の7866億円と、1997年度以来
20年ぶりに8000億円を下回ったそうです。
2005年度に4398億円だった収益金は、2017年度には2996億円に落ち込みました。

こういった状況に歯止めをかけるべく、宝くじのネット購入が可能となりましたが、どれだけの効果が
現れるのかはまだ不透明な状態です。

終わりに


今回は宝くじの売り上げ低迷について書いてみました。

そう言えば私も宝くじを買う機会が以前より少なくなりました。
これは個人的な意見ですが、宝くじを買う時、誰もが「1等が当たると良いな」と考えると思います。
そして、「1等が当たったら〇〇して、〇〇する」の様なことを誰もが考えますよね。
当選結果が発表されるまでの間、1等賞金が当選した時のことを考える時間を買うのが宝くじなんじゃ
ないかな?と。

バブルがはじけるまで、日本人は仕事で忙しいもののこういった「遊び」に興じる余裕はあったのかも
しれません。
しかし、長期の不況により個人レベルの経済力は低下し、様々な消費に対して「価値」を考える様に
なり、天文学的な確率でしか当たらない宝くじに私たちはもはや「価値」を見出せなくなっているの
かも知れません。

参考:宝くじ公式サイト