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こんばんは、管理人のtoshifumiです。
今回は、介護職の受講できる研修の中から「介護福祉士基本研修」について書いていこうと思います。

受講要件と概要


介護福祉士基本研修とは、日本介護福祉士会が提唱している「生涯研修制度」の中で、介護福祉士
取得後、最初に受講する研修として定められている研修です。

そのため受講条件が他の研修と比較すると少しだけ特殊なものになっています。
(愛知県介護福祉士会での)受講条件は、
  • 介護福祉士取得後2年未満であること
  • 研修日程の4日間全てを受講できること
の2点が要件となっています。

受講料とカリキュラム


この研修の受講料は、介護福祉士会の会員と非会員で差額があり、
  • 会員・賛助会員  20,000円
  • 一般       31,000円
となっており、会員の方がお得に研修を受講できるようになっています。

この研修で学習できる内容は、介護福祉士としてもっておくべき基本的な知識や、介護過程の展開に
おける基本的な知識についてです。
具体的には、前半2日間で知識を習得し、後半2日間は事例を元に知識の確認をしていく形式を
(愛知県介護福祉士会では)とっています。

 

受講によるメリット


この研修を受講することで得られるようなメリットは特にありませんが、介護福祉士という国家資格
保持者のあるべき姿や、もっておくべき基本的知識を学習することができます。

終わりに


今回は介護福祉士基本研修について書いてみました。

メリットは無いと先ほど書きましたが、実際のところ自身のスキルアップのためには継続的に研修を
受講することはとても大切なことです。
これはどの職能団体が主催している研修でも同じことが言えます。
介護福祉士には、資格の更新制は採用されておらず、資格取得後のスキルアップに関しては資格保持者の
裁量に任されている現実があります。
介護福祉士取得後、自らへの投資としてスキルアップをすることができれば、就職や転職時にとても
有利に働いていきます。

可能であれば職能団体に所属し、スキルアップを図る方が良いかもしれません。

参考:日本介護福祉士会
   愛知県介護福祉士会